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ムカデ駆除

ムカデ対策は家の外で止める!駆除業者が教える侵入経路と3つの線

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夜、台所の床を黒くて長い虫が走っていった。玄関の靴の横で、赤い脚がうごめいていた。ムカデ対策を調べ始めた人の多くは、どちらかの場面に出くわしたのだと思います。

先に答えを書くと、ムカデ対策は家の中ではなく、外から入ってくる通り道で止めるのが近道です。私の会社に来るムカデの相談では、家の中に巣があることはあまりなく、ほとんどが外から入ってきています。入り口として多いのは、窓と玄関扉のすき間です。

私は害虫駆除業者として年間800件以上の現場に出ていて、ムカデの相談も受けています。この記事では、私の会社の現場で見てきたことに、堺市や東京都の保健所の案内、アース製薬・KINCHO・フマキラーの公式情報を合わせて、自分でできる対策と業者に頼む目安をまとめました。

ムカデ対策は家の中ではなく、外から入る通り道で止める

ムカデ対策とは、ムカデが家に入ってこないように通り道をふさぎ、入ってきた1匹を安全に退治することです。ムカデは庭や家のまわりに住んでいて、夜にエサを探して家の中へ入ってきます。KINCHOも、ムカデは主に屋外で活動するので「屋内に棲みついたり繁殖したりする可能性は低い」と書いています。

そこでこの記事では、外から内へ向かって3本の線で止める考え方を「ムカデ対策の3つの線」として整理しました。

ムカデ対策の3つの線。庭の砂利や落ち葉を片付けて潜む場所を減らす庭の線、外壁に沿って粉剤やエサ剤を置く外壁の線、窓と玄関扉のすき間をふさぐ扉の線
  1. 庭の線: 砂利・落ち葉・雑草・植木鉢の下など、ムカデが昼間に潜む場所を減らす
  2. 外壁の線: 家のまわりに粉剤をまくかエサ剤を置き、通ったムカデを待ちぶせて退治する
  3. 扉の線: 窓と玄関扉のすき間をテープでふさぎ、通り道にスプレーをかけておく

それでも家の中に出た1匹は、凍らせるスプレーで動きを止めて捨てます。家の中にスプレーをまいても、外にいるムカデは減りません。順番は外からです。

ムカデが出る家は、山や林のそばや、庭木・雑草・砂利がある家

ムカデがよく出るのは、山や林がそばにある家です。私の会社の現場では、庭に木を植えている家、雑草が生い茂っている家も発生が多く、家のまわりに砂利を敷いている家では、砂利の中にムカデが潜んでいることがよくあります。

堺市の保健所も、ムカデは「湿気のある狭い暗所を好みます」とし、潜む場所として「生い茂った草むら・落葉の下・石垣の隙間・庭石やブロックの下・プランターの下など」を挙げています(堺市)。砂利のすき間も、昼間に身を隠すにはちょうどいい場所です。

家の中で出る場所としてよく聞くのは、キッチンや玄関など、外と通じる扉の近くです。アース製薬によると、ムカデの好物はゴキブリです。家でゴキブリも見かけるなら、ゴキブリ対策の方法もあわせて読んでください。

ムカデとゲジ・ヤスデは脚の数と動き方で見分ける

家で見る足の多い虫は、ムカデ・ゲジ・ヤスデのどれかがほとんどです。毒があって咬まれると強く痛むのはムカデで、ゲジとヤスデは人への害がほぼありません。

オレンジ色の頭と脚、黒っぽい胴体をした大型のムカデ。体をS字に曲げて地面を這っている
ムカデゲジ(ゲジゲジ)ヤスデ
大きさ80〜130mm(トビズムカデは大きいもので150mm)20〜25mm20〜45mm
脚1つの節に1対。体の横から出る―1つの節に2対。体の真下から出る
動き方くねくねしながら速く動く足が長く、ふわふわと速く動く―
毒あるない(つかむと咬まれることはある)種類による

出典: アース製薬「ムカデの侵入を予防する3つのポイント」、MSDマニュアル家庭版、大阪防疫協会

家でよく見る大きなムカデは、ほとんどがトビズムカデです。KINCHOは「人がかまれる被害はこの種が最も多い」としています。脚が赤く胴が黒いムカデを「アカズムカデ」と呼ぶ記事もありますが、大阪防疫協会によると、それはトビズムカデの色違いで「本物のアカズムカデは日本には生息していません」。

ムカデが出るのは5〜9月の夜

ムカデが家に出るのは、5〜9月の夜が中心です。岐阜県郡上市の病院の皮膚科でムカデに咬まれた61人を調べた報告では、受診が5〜9月の5か月に57件(91.9%)集まり、大部分が家の中で咬まれていました(前田学「最近6年間のムカデ咬傷の統計的検討」皮膚科の臨床 65巻1号)。日本中毒情報センターへの相談も、8〜9月に多くなっています。

アース製薬によると、ムカデは18℃以上で特に活発になり、10℃以下で動かなくなります。KINCHOには毎年4月半ばから「ムカデが出た」という声が届くそうです。対策を始めるなら、暖かくなる4月から5月の初めが目安です。

「1匹見たらつがいでもう1匹」は誤り。ただし出た家は次も出る

「ムカデは夫婦で行動するので、1匹見たらもう1匹いる」という話は誤りです。KINCHOは「ムカデは雄雌ペアで一緒にいる習性はありません」と書き、フマキラーも「特にそのような習性は確認されていません」としています(KINCHO公式note・フマキラー)。

アスファルトの上に並んでいる2匹のムカデ。2匹で見えても雄雌のペアとは限らない

ムカデは、雄が精子の入った袋を地面に置き、雌がそれを拾って受精します。雄と雌が一緒にいる必要がありません。2匹並んで見えるとしたら、親子の可能性があります。トビズムカデの雌は5〜6月に卵を産み、約1か月抱いて守り、ふ化したあとも子どもが自分で狩りをできるようになる2か月後まで守ります(KINCHO)。

ただし、「1匹退治したからもう安心」ではありません。KINCHOは、この噂を「ここはムカデが住みやすい環境なのでまた出ますよ」という警告の意味だろうと書いています。私の現場の感覚も同じで、1匹出た家は、庭や家のまわりにムカデが住める場所があり、外からまた入ってきます。だから、次の章からの3つの線が要ります。

庭の線は、砂利・落ち葉・雑草を片付けて潜む場所を減らすこと

1本目の線は、庭や家のまわりからムカデが潜む場所を減らすことです。堺市の保健所は、ムカデの発生源を根本から駆除するのは難しいとしたうえで、まず「家屋周りの廃材や瓦れきを撤去し、常に清掃・整理整頓」するよう案内しています。

枯れ葉と小枝の上を這う緑がかった胴体のムカデ。落ち葉の下は昼間にムカデが潜む場所になる

家のまわりで片付けたい場所は、次のとおりです。

  1. 外壁ぎわに積もった落ち葉と、伸びた雑草
  2. 地面に直接置いた植木鉢・プランター・板・ブルーシート
  3. 使っていない古材やブロック、石
  4. 外壁ぎわに敷いた砂利

砂利を敷いた家は、私の現場ではムカデが多い家の代表です。砂利をどけるのが難しければ、次の外壁の線の粉剤を、砂利の上から外壁に沿ってまいてください。

植木鉢や石を動かすときは、下にムカデがいることがあります。田辺ファーマは、軍手と長靴をかならず着けるよう書いています。素手で持ち上げないでください。

外壁の線は、粉剤やエサ剤で「通ったムカデを待ちぶせる」こと

2本目の線は、家のまわりに粉剤をまくか、エサ剤を置いて、通ったムカデを退治することです。ここで勘違いしやすいのが、粉剤の働きです。粉をまけばムカデが入ってこなくなる、というものではありません。

KINCHO園芸のムカデ粉剤EXの説明には、帯状にまいた場合「ムカデには、まちぶせ殺虫効果はありますが侵入防止効果は期待できません」と書かれています(KINCHO園芸)。粉の上を通ったムカデが薬剤に触れて死ぬ、という仕組みです。粉の帯が途切れていると、そこから入ってきます。

外壁の線のまき方。家の外壁に沿って途切れないように幅5〜10cmの帯で粉剤をまき、玄関・勝手口・通気口の前は特に念入りに。雨が降ったらまき直す
  1. 家の外壁に沿って、ぐるりと1周まく(堺市は幅5〜10cmの帯状を案内)
  2. 玄関・勝手口・床下の通気口の前は、帯が途切れないように特に念入りにまく
  3. 雨が続いたあとや、商品に書かれた期間が過ぎたら、まき直す

粉剤の効く期間はメーカーで書き方が違います。数字だけで比べないでください。

商品効く期間の表記条件
アース製薬 ムカデコロリ 粉剤約1ヵ月使用環境により異なる
フマキラー アリ・ムカデ粉剤2ヵ月(待ちぶせ殺虫効果)アミメアリ・ムカデの場合
KINCHO園芸 ムカデ粉剤EX4ヵ月直射日光や雨が当たらない場所に、1㎡あたり150gをまいた場合の最長期間

出典: 各メーカーの公式製品ページ

家が広い、庭も含めてまきたいなら、三井化学のシャットアウトSEが量で選べます。3kg入りで、公式ページの使い方は「家の周囲(犬走りの外側)に沿って、5~10cmの幅で散布(10mの長さで200gほど使用)」です。「散布中に空中に飛散しにくい重質粉剤」なので、風のある日でも外壁ぎわにまきやすい粉です。

まずは家のまわり1周を試したいなら、アース製薬のムカデコロリ 粉剤 550gで足ります。外壁に沿って1mあたり15〜30gが目安で、効果の持続期間は約1ヵ月(使用環境により異なります)です。

小さい子やペットが庭で遊ぶ家は、粉をまく代わりにエサ剤を置く方法もあります。アース製薬のムカデコロリ 駆除エサ剤は、ムカデに食べさせて退治する容器タイプで、公式ページでは「屋外側に置けば屋内への侵入を防ぎ、屋内側に置けば侵入してきたムカデを駆除できます」としています。壁に沿って2mあたり1個を置き、効果は設置後約1ヵ月です。遠くからムカデを呼び寄せるものではないので、通り道に置いてください。

私の会社の業者の作業も、この外壁の線が中心です。家の外回りに、ピレスロイド系の殺虫剤やマイクロカプセル系の薬剤をまき、粒剤を使うこともあります。

扉の線は、窓と玄関扉のすき間をふさぐこと

3本目の線は、窓と玄関扉のすき間をふさぐことです。私の会社の現場では、ムカデの侵入口はほとんどが窓や玄関扉のすき間でした。アース製薬も、ムカデは「わずか数ミリの隙間」があれば入ってくると書いています。玄関ドアの下には、空気を通すために3〜5mmほどのすき間が空いていることがあります(谷沢製作所)。

確かめたい場所は、次の4つです。

  1. 玄関ドアの下と、ドア枠との合わせ目
  2. 勝手口のドアの下
  3. 窓のサッシのレールと、網戸の端のすき間
  4. 掃き出し窓の下

ドアの下や枠のすき間には、すき間テープを貼ります。スポンジのテープなら、はさみで切って貼るだけです。下の商品は商品名に「虫 ムカデ 蟻 対策」とあり、5mの長さがあるので、玄関と勝手口の両方に貼れます。

テープを貼りにくいサッシのレールや網戸の端には、待ちぶせ効果のあるスプレーをかけておきます。KINCHOのムカデキンチョール 行動停止プラスは「侵入してきそうな所にあらかじめスプレーしておけば、約1ヵ月待ちぶせ効果が持続します」とあり、出たムカデに直接かけて退治することもできます。屋内・屋外兼用です。

一方で、壁や屋根にすき間が空いている家もありました。そこまで建物にすき間があると、侵入口を全部ふさぐのは難しくなります。その場合は扉の線にこだわらず、外壁の線を厚くするほうが現実的です。エアコンの配管の穴や浴室・キッチンの排水口も入り口になるとシオノギヘルスケアは書いているので、パテやネットのすき間があれば一緒にふさいでください。

家の中で出た1匹は、凍らせるスプレーで止める。凍らせる型は2種類ある

家の中でムカデを見つけたら、凍らせるタイプのスプレーで動きを止めるのが安全です。ムカデは生命力が強く、アース製薬によると頭がちぎれた状態でもしばらく生きていることがあります。たたいて潰そうとすると、逃げられたり、反撃されたりします。

凍らせるスプレーには、殺虫成分が入っているものと入っていないものがあり、中身は別物です。

商品殺虫成分待ちぶせ効果向いている場所
フマキラー 凍殺ジェットなし(冷却成分だけ)なし寝室・台所など、薬剤を残したくない場所
アース製薬 ムカデコロリ 凍らすジェットペルメトリン入り約1ヵ月(使用環境により異なる)玄関・窓ぎわなど、通り道にもかけておきたい場所

出典: フマキラー・アース製薬の公式製品ページ

子どもやペットがいる部屋、食卓の近くで出たなら、フマキラーの凍殺ジェットです。降下温度−85℃で凍らせるスプレーで、適用害虫の最初にムカデが書かれています。殺虫成分を使っていないので、かけたあとに薬剤は残りません。そのぶん、予防には使えません。

玄関や窓ぎわで出たなら、アース製薬のムカデコロリ 凍らすジェットが1本で2役になります。−85℃の超冷凍効果で動きを止め、害虫が出そうな場所に前もってスプレーしておけば、まちぶせ効果が約1ヵ月続きます(使用環境により異なります)。どちらのスプレーも、人やペットに向けると凍傷になるので、かけないでください。

動かなくなったムカデは、素手や軍手でつかまないでください。大阪防疫協会は「軍手越しでも咬まれる場合がある」として、長いピンセットや箸、火ばさみでつかみ、厚手のジッパー袋に入れてから捨てるよう案内しています。75cmのロングトングなら、腰をかがめずに床のムカデをつまめます。

寝室や浴室・脱衣所のように、殺虫剤をまきたくないけれど入ってきてほしくない部屋には、置き型の忌避剤を置く方法があります。アフティのムカデニゲールは、ヒノキ・ワサビ・唐辛子などの植物成分を使ったゲル状の忌避剤で、販売ページの効果期間は約3ヶ月です。ムカデを退治する薬剤ではないので、外壁の線と組み合わせて使ってください。

ムカデに咬まれたら、まず流水で洗い、全身に症状が出たらすぐ受診する

ムカデに咬まれたら、まず咬まれたところを流水でよく洗います。そのあと、市販のステロイドの塗り薬を塗って様子をみます。ここまでは、医療系のどの資料も同じことを書いています。

赤い頭と長い触角、赤い脚をアップで写したムカデ。頭の下の毒のあごで咬む

一方で、洗ったあとにお湯で温めるかどうかは、資料によって言うことが違います。

立場書いてあること出典
43℃前後のお湯に浸す15〜30分ほど浸すと痛みがやわらぐシオノギヘルスケア(皮膚科医監修)・敦賀市医師会
温めることは勧めない局所を温める方法は科学的根拠が乏しく推奨されない福岡県薬剤師会
氷で冷やす布でくるんだ氷で冷やすと痛みが軽くなるMSDマニュアル家庭版

台湾の救急外来で60人を氷・お湯・鎮痛薬の注射に分けて比べた試験では、痛みの軽くなり方に差はありませんでした(Chaou ほか、Clinical Toxicology 2009年)。温めるか冷やすかは楽なほうでよく、お湯にするなら熱すぎてやけどしないよう気をつけてください。

塗り薬は、中学生以上なら「ストロング」、幼児〜小学生なら「マイルド」の強さが目安です(田辺ファーマ)。福岡県薬剤師会は、ベタメタゾン吉草酸エステルなどストロングクラスの市販薬を挙げています。

次のどれかに当てはまるときは、すぐに医療機関(皮膚科)を受診してください。

  1. めまい・吐き気・息苦しさ・意識がぼんやりするなど、全身に症状が出た
  2. 以前にもムカデやハチに刺されたり咬まれたりしたことがある(アナフィラキシーを起こすことがある)
  3. 咬まれたのが小さな子ども
  4. 塗り薬を5〜6日使っても良くならない、ひどくなる

ムカデ咬傷の約1%でアナフィラキシーの症状が出るといわれています(佐藤ほか「衛生動物」64巻4号)。福岡県薬剤師会は、ムカデの毒はハチ毒と交差反応が指摘されていて、初めて咬まれた場合でもアレルギー反応が出ることがあると書いています。

屋外の広い範囲で何度もムカデを見るなら、業者の外回り散布を頼む

庭や家のまわりの広い範囲で何度もムカデを見かけるなら、業者に頼む段階です。3つの線のうち、いちばん手間がかかるのは外壁の線で、庭が広い家や、山や林に接している家では、自分でまき続けるのが大変になります。

ムカデを見る場所と回数で決める対策。家の中でときどき1匹なら自分で3つの線、庭や家のまわりの広い範囲で何度も見るなら業者の散布で1回5,000円〜3万円、散布しても出続けるなら月1回を3か月ほど
自分でやる業者に頼む
家の中で、ときどき1匹出る庭や家のまわりで何度も見かける
庭の片付けと、家のまわり1周への粉剤山や林に接していて、広い範囲にまく必要がある
玄関・窓のすき間テープ粉剤をまき続けても出続ける
出た1匹を凍らせるスプレーで退治壁や屋根にすき間があり、どこから入るか分からない

業者の作業は、家の外回りへの薬剤散布が中心です。私の会社では1回5,000円程度が相場で、範囲が広いと1万円から、高いところで3万円ほどの現場もありました。出没が続く家では、月1回の施工を3か月ほど続けたこともあります。

ムカデを公式サイトで扱っていると確かめられた業者は3社です。

業者料金の目安対応エリア保証施工
虫駆除ドットコム6,600円〜北海道・沖縄を除く全国無料再発保証10年(条件の記載なし)全国の加盟店に取り次ぎ
街角害虫駆除相談所見積もりで決まる関東7都県と東海3県最長5年、施工1年後に無料点検提携業者を紹介するサービス
害虫駆除110番見積もりで決まる全国駆除後1年(エリア・加盟店で変わる)全国の加盟店に取り次ぎ
料金は公式サイトに出ている最低額です。税込・税抜の記載がない業者は、金額だけを載せています。

虫駆除ドットコムはムカデの料金を公式サイトに載せている

頼む前に、ムカデ駆除がいくらぐらいかを知っておきたい人には虫駆除ドットコムが合います。確かめた業者の中で、ムカデの料金を公式サイトの料金表に載せているのはここだけで、「クモ・ムカデ」が6,600円からです。1回の施工は20,000円前後まで、定期的に来てもらう年間管理は30,000〜60,000円前後が目安として書かれています。

対応エリアは北海道・沖縄を除く全国で、加盟店に取り次ぐ形です。料金表には「原因調査・現地診断料8,800円〜」もあるので、無料になる範囲を最初の電話で確かめてください。毎年夏になると出る家なら、年間管理の見積もりもあわせて聞くと比べやすくなります。

街角害虫駆除相談所は関東・東海でムカデの駆除を受け付けている

関東か東海に住んでいて、地元の業者に見てもらいたい人は、街角害虫駆除相談所が候補になります。公式サイトで対応する虫としてシロアリ・ゴキブリ・ハチ・クモと並んでムカデを挙げていて、現地調査は無料、調査のあとで断ることもできます。対応エリアは関東7都県と東海3県です。

申し込みフォームの虫の選択肢にはムカデが無いので、「不明・その他」で申し込みます。作業するのは紹介された提携業者なので、見積もりのときに、来る会社の名前と保証の中身を確かめてください。

全国で、夜に出て今すぐ相談したいなら害虫駆除110番もあります。見積もりフォームでムカデを選べますが、ムカデの料金は公式サイトに無く、別に見積もりになります。

PR:24時間365日受付・最短30分で無料診断の害虫駆除110番公式サイトはこちら

住んでいる地域で頼めるムカデ駆除業者は1〜3社

3社の対応エリアを都道府県ごとに重ねると、頼める業者の数は地域で変わります。自分の県で何社から選べるかを、下の表で確かめてください。

地域頼める業者数
関東・岐阜・愛知・三重虫駆除ドットコム・街角害虫駆除相談所・害虫駆除110番3社
東北・北陸・甲信越・近畿・中国・四国・九州・静岡虫駆除ドットコム・害虫駆除110番2社
北海道・沖縄害虫駆除110番1社

市役所や保健所はムカデを駆除しない。種類を調べてもらうことはできる

市役所や保健所に頼んでも、家のムカデを駆除してもらうことはできません。東京都の保健所は「保健所では、防除や駆除作業は実施しておりません」とし、横須賀市・大阪市・堺市も、駆除は土地や建物の持ち主がするものと案内しています。堺市には害虫駆除の補助金もありません。

その代わり、保健所では対策の相談ができ、東京都と横須賀市は、虫を持ち込めば種類を調べてくれます。ムカデかゲジかヤスデか分からないときは、つぶさずに袋に入れて、住んでいる地域の保健所に聞いてみてください。自分で対応できない場合は、業者の団体を紹介してもらえます(東京都保健医療局・横須賀市)。

ムカデ対策の成否は、3つの線を外からそろえたかで決まる

ムカデ対策は、家の中のムカデを追いかけるより、庭の線・外壁の線・扉の線を外からそろえるほうが、出る回数を減らせます。ムカデが家の中に巣を作ることはまれで、ほとんどは外から入ってくるからです。

今日できることは、玄関と勝手口のドアの下にすき間テープを貼ることと、外壁ぎわの落ち葉や植木鉢を片付けることです。そのうえで、暖かくなる4月から5月の初めに、家のまわりへ粉剤をまくかエサ剤を置いてください。

庭や家のまわりの広い範囲で何度もムカデを見る、粉剤をまき続けても出続ける。このどちらかに当たるなら、業者の外回り散布を頼む段階です。まず料金の目安が公式サイトにある虫駆除ドットコムに相談し、関東・東海なら街角害虫駆除相談所にも見積もりを取ると比べやすくなります。

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  1. 1虫駆除ドットコム

    24時間365日受付・無料再発保証10年の虫駆除ドットコム

    料金の目安
    6,600円〜
    対応エリア
    全国(北海道・沖縄を除く。加盟店が対応)
    受付
    24時間365日
    保証
    無料再発保証10年(条件の記載なし)
    施工
    全国の加盟店に取り次ぎ

    向いている人料金の上限の目安まで見てから相談したい人

    注意点1回の施工は20,000円前後まで、年間管理は30,000〜60,000円前後が目安。料金表に「原因調査・現地診断料8,800円〜」もあるので、無料の範囲を最初の電話で確認する

    公式サイトを見る

  2. 2街角害虫駆除相談所

    現地調査0円・キャンセルOKの街角相談所

    料金の目安
    見積もりで決まる
    対応エリア
    関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬)と東海(岐阜・愛知・三重)
    受付
    電話は6:00〜20:00
    保証
    最長5年、施工1年後に無料点検
    施工
    提携業者を紹介するサービス

    向いている人関東・東海で、ほかの見積もりより安くしたい人(他社より高ければ値下げ)

    注意点ムカデは問い合わせフォームの「不明・その他」で申し込む。作業するのは提携業者なので、来る会社の名前と保証を見積もりのときに確認する

    公式サイトを見る

住んでいる都道府県で絞って、ムカデ駆除の業者をすべて比べる

よくある質問

ムカデを1匹見たら、つがいでもう1匹いますか?

いいえ。KINCHOもフマキラーも、ムカデに雄雌がペアで一緒にいる習性はないとしています。ただし、1匹出た家は、庭や家のまわりにムカデが住める場所があるので、また外から入ってきます。1匹退治したら、外壁の線と扉の線を見直してください。

ムカデは家の中に巣を作りますか?

家の中に巣があることはまれです。私の会社の現場でも、ほとんどは外から入ってきていました。KINCHOも、ムカデは主に屋外で活動するので屋内に棲みついたり繁殖したりする可能性は低いとしています。家の中にスプレーをまく前に、窓と玄関扉のすき間をふさいでください。

ムカデに熱湯をかけると退治できますか?

堺市の保健所は、屋外では熱湯をかけることも有効と案内しています。ただし、何℃なら死ぬかを示した公的な資料は見つかりませんでした。家の中ではやけどや床を傷める心配があるので、凍らせるスプレーで動きを止め、トングでつまんで捨てるほうが安全です。

ムカデはいつからいつまで出ますか?

5〜9月が中心です。皮膚科の報告ではムカデに咬まれた受診の91.9%が5〜9月で、日本中毒情報センターへの相談は8〜9月に多くなっています。ムカデは10℃以下で動かなくなるので、冬はほとんど出ません。対策は4月から5月の初めに始めるのが目安です。

ムカデ駆除を業者に頼むと費用はいくらですか?

私の会社では、外回りへの薬剤散布が1回5,000円程度で、範囲が広いと1万円から、高いところで3万円ほどでした。出続ける家では月1回の施工を3か月ほど続けたこともあります。虫駆除ドットコムの公式サイトでは、1回の施工は20,000円前後まで、年間管理は30,000〜60,000円前後が目安です。

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