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ハチ駆除

蜂の巣駆除は自分でできる?駆除業者が4つの条件と手順を答えます

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軒下やベランダで蜂の巣を見つけて、自分で駆除できるのか調べると、「直径5cm未満なら」「15cmまで」「25cmまで」と、サイトによって答えがばらばらです。どれを信じて今夜スプレーを買いに行けばいいのか、これでは決められません。

私は害虫駆除業者として年間800件以上の現場に出ていて、以前はハチの現場も担当していました。蜂の巣駆除を自分でしてよいかは、大きさだけでは決まりません。ハチの種類、巣の大きさ、脚立が要る高さかどうか、巣が外から見える場所にあるか。この4つがそろった巣だけ、自分で落とします。

この記事では、4つの条件の見分け方と、業者が現場でやっているアシナガバチの巣の落とし方、落としたあとの後始末、業者に頼むときの目安をまとめました。殺虫剤より先に粘着板を使う理由も書いています。巣を見上げながら、今夜自分でやるか、業者に電話するかを決められます。

蜂の巣駆除を自分でしてよいのは4つの条件がそろった巣だけ

蜂の巣駆除を自分でしてよいのは、ハチの種類・巣の大きさ・高さ・場所の4つがそろった巣だけです。アシナガバチかミツバチの巣、またはスズメバチのとっくり型の巣で、直径15cmくらいまで、地面に立って手が届き、外から巣全体が見える。1つでも外れたら業者に頼みます。

自分で落とせる蜂の巣の4条件。種類はアシナガバチ・ミツバチ・スズメバチのとっくり型、大きさは直径15cmまで、高さは脚立なしで届く、場所は外から巣全体が見える。1つでも外れたら業者へ

私はこれを「自分で落とせる巣の4条件」と呼んでいます。

条件自分でやってよい業者に頼む
種類アシナガバチ、外に出ているミツバチの巣、スズメバチは口の細いとっくり型だけボール型のスズメバチ、土の中のオオスズメバチ、種類が分からない
大きさ直径15cmくらいまで15cmを超える
高さ地面に立って手が届く脚立やはしごが要る
場所軒下・庭木・物干し場など、巣全体が見える屋根裏・床下・壁の中・土の中・生け垣の奥

大きさの目安がサイトごとに違うのは、出している人がそれぞれ別のものを基準にしているからです。

出しているところ自分で駆除してよいとする目安
くらしのマーケット(解説記事)直径5cm未満で、ハチが数匹程度
このサイト(現場の目安)直径15cmくらいまで
アース製薬・フマキラー(スズメバチ用スプレー)スプレー1本で直径25cmまで。オオスズメバチは除く
広島市人の握り拳より大きければ業者へ
神戸市・堺市・船橋市スズメバチは女王1匹のとっくり型の巣まで

メーカーの25cmは、スプレー1本で駆除できる巣の大きさとして書かれた数字です。刺されずに作業できる大きさとは別の話になります。私が15cmで線を引いているのは、直径15〜20cmのアシナガバチの巣には50匹ほどがいて、それを超えると巣を落としたあとに戻ってくるハチの数を1人で処理しきれなくなるからです。

高さと場所を条件に入れているのは、現場の事故がそこで起きているからです。詳しくは後半の「脚立が要る高さ」の節に書きました。

蜂の巣はスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチで落とし方が違う

家に巣を作るハチは、ほとんどがスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの3種類で、巣の形を見れば見分けられます。出入口が1つのボール型ならスズメバチ、下から六角形の穴が丸見えのお椀型ならアシナガバチ、板のような巣が何枚も垂れ下がっていればミツバチです。

横浜市のリーフレットは、スズメバチの巣を「ボール型」「巣への入り口の穴がひとつ」、アシナガバチの巣を「はすの実を逆さにした様」と書いています。種類が分かれば、近づいてよい距離と、落とすときに使う道具が決まります。

種類巣の形危険な範囲(広島市)自分で落とすときの軸
スズメバチマーブル模様のボール型。作り始めはとっくり型巣の出入口から約4mとっくり型だけ、スズメバチ用スプレー
アシナガバチお椀を伏せた形。灰色で和紙のような質感約1m粘着板とハチ用スプレー
ミツバチ板のような巣が何枚も重なる。床下・屋根裏・壁の中が多い約1m外に出ている小さな巣だけ
軒下の壁の角にできた、六角形の穴が下から見えるアシナガバチの小さな巣

中にいるハチの数も種類で大きく違います。私の現場の感覚では、直径30cmくらいのスズメバチの巣で多いと200匹、直径15〜20cmのアシナガバチの巣で50匹ほどでした。ミツバチは1つの巣に数万匹がいます。同じ15cmでも、スズメバチとミツバチは自分で手を出す相手ではありません。

体の大きなハチが巣のまわりを飛んでいたら、オオスズメバチかもしれません。オオスズメバチはアシナガバチやミツバチの巣を襲いに来ます。アシナガバチの巣を落としている最中にオオスズメバチが飛び出してきた現場もあったので、別の種類のハチが飛んでいるときは作業を始めないでください。

蜂の巣駆除は日が暮れてハチが戻ってから始める

蜂の巣駆除は、日が暮れて、外に出ていたハチが巣に戻ってから始めます。江東区は「ハチが巣に戻ってくる夕方から夜」、船橋市は「日没後」と案内していて、アース製薬もハチ用スプレーは夕暮れ時から明け方に使うと効果的だとしています。

昼のほうがハチが少なくて安全に思えますが、現場ではやりません。昼に巣だけ落とすと、外で餌を集めていた働きバチが夕方に戻ってきて、巣があった場所に固まって居座ります。巣は無くなったのに、刺される危険だけが家の軒下に残る形です。

暗くなってからの作業は、懐中電灯の使い方に気をつけます。ハチは光に寄ってくるので、天井裏の現場ではライトに向かってハチが飛んできました。広島市は懐中電灯に赤いセロハンをかぶせるよう案内しています。

服のにおいにも寄ってきます。香水や柔軟剤、汗のにおいがついた服は着替えてから外に出てください。黒い服は避け、白っぽいものを選びます。

蜂の巣駆除の道具は防護服・ハチ用スプレー・粘着板の3つ

自分で蜂の巣を駆除するときにそろえる道具は、防護服、ハチ用のスプレー、ネズミ用の粘着板の3つが軸です。全部買うと1万円前後かかるので、防護服を無料で貸している市役所がないか、買う前に調べてください。

ハチの針は普段着を通します。スズメバチの針は4〜7mmほどあり、デニムの生地は0.5〜0.8mmほどしかありません。私もスズメバチに刺されたことがあり、仕事で防護服を着ていても、すき間があれば刺されます。

道具選び方代わりにならないもの
防護服フェイスネットと手袋がセットになった白っぽいもの帽子とレインコートだけ、軍手
ハチ用スプレーアシナガバチ・ミツバチはハチアブマグナムジェット、スズメバチのとっくり型はスズメバチマグナムジェットプロゴキブリ用・蚊用の殺虫剤
粘着板ネズミ用の板状のもの。巣1つに5〜10枚家の形をした粘着トラップ
金属ヘラとゴミ袋巣の跡を削る、落とした巣を入れる—

スプレーは種類を間違えやすい道具です。アース製薬の「ハチアブマグナムジェット」は、公式に「スズメバチの巣の駆除を対象とした商品ではない」と書かれています。アシナガバチの巣と、飛んでいるハチに使うスプレーだと考えてください。巣には3〜4m離れたところから10〜30秒吹きかけるのがメーカーの使い方です。

防護服は、八王子市(防護服・殺虫剤・伸縮竿のセットを原則1泊2日)、町田市(アシナガバチの巣用、7日以内)、広島市(保健所で無料)などが貸しています。江東区は防護服ではなく、ハチ用のスプレーを窓口で配っています。広島市は「ハチの針が貫通しないことを保障するものではない」とも書いているので、借りた防護服でもすき間はテープでふさいでください。

貸し出しが無い地域で、軒下のアシナガバチの巣を自分で落とすと決めたなら、防護服は買ってください。ハチの針は普段着を通すので、長袖とレインコートの重ね着では足りません。フェイスネットと手袋がセットになったものを選べば、首と手首のすき間をテープでふさぐだけで支度が終わり、刺されるかもしれないと身構えたまま脚立の下に立つ時間を短くできます。

スプレーは、アシナガバチの巣ならこれを1本と、予備をもう1本用意します。巣の下にとまっているハチに3〜4m先から届くので、巣に顔を近づけずに済みます。スズメバチの巣には使えない商品なので、巣の形を見てボール型なら買わずに業者へ電話してください。

粘着板は、ハチの駆除ではあまり紹介されない道具ですが、私たちの現場では殺虫剤より出番が多い道具でした。使い方は次の節に書きます。業務用の50枚入りを買っておけば、戻りバチの処理まで1回分で足ります。スズメバチ用として売られている粘着シートを使う場合は、スズメバチに粘着シートを使うときの注意も読んでください。

道具代の内訳と、業者に頼んだ場合との比較は蜂の巣駆除の相場にまとめています。

アシナガバチの巣は粘着板を当ててからはがす

アシナガバチの巣は、先にスプレーを吹きかけるのではなく、巣の下面に粘着板を押し当ててハチごと捕まえ、そのまま巣をはがします。アシナガバチは巣の外側にとまっているので、先にスプレーを吹くと一斉に飛び立ち、捕まえられなくなるからです。

町田市や江東区が案内しているのは、スプレーを巣全体に長めに吹きかけ、翌日以降にハチがいないのを確かめてから落とす方法です。これでもかまいません。私たちが現場でやっていたのは粘着板を使う方法で、その日のうちに巣とハチをまとめて片付けられます。

アシナガバチの巣を粘着板で落とす3つの手順。巣の下面に粘着板を押し当てる、当てたまま柄の根元からはがす、飛び立ったハチは別の粘着板を振って捕る
  1. 昼のうちに、巣の高さと、足元に物や段差がないかを確かめる
  2. 日が暮れてから防護服を着て、首・手首・足首のすき間をガムテープでふさぐ
  3. 粘着板を1枚手に持ち、予備の粘着板とスプレーを足元に置く
  4. 音を立てずに近づき、六角形の穴が見えている巣の下面全体を覆うように粘着板を押し当てる
  5. 粘着板を当てたまま、巣を柄の根元からはがす。アシナガバチの巣は細い柄1本でぶら下がっているので、少しの力で取れる
  6. 飛び立ったハチは、別の粘着板を振って捕る
  7. 巣と粘着板のハチにスプレーをかけ、ゴミ袋に入れて口を縛る

7番でスプレーをかけすぎると、粘着が弱くなって、捕まえたハチが抜け出すことがあります。さっとかけたら、そのまま袋に入れてください。

脚立に乗らないと粘着板を当てられない高さなら、この方法は使いません。両手がふさがった状態で、足元の悪いところに立つことになるからです。

ミツバチは分蜂の群れなら数日待ち、巣ができたら業者へ

木の枝や軒下にミツバチが塊になってぶら下がっているのは、巣分かれ(分蜂)の途中の群れです。江東区は「一定の期間(数時間から数日)をおくと自然に飛んでいきます」と案内していて、刺激しなければ駆除しなくてかまいません。床下や壁の中に巣を作って住み着いたミツバチは、自分で落とさず業者に頼みます。

住み着いたミツバチの巣は、ほかのハチの巣とは別物の大きさになります。以前担当した飲食店では、床下に畳1畳分ほどのミツバチの巣が3つ重なっていて、撤去だけで半日かかりました。巣は蜜でべたべたで、手でかき出すしかありません。

板張りの壁のすき間に作られた巣に、たくさんのミツバチが群がっている

蜜の残った巣は、落としたあとも厄介です。巣のかけらを地面に放っておくと、蜜のにおいでスズメバチが寄ってきます。ミツバチの巣はスズメバチに襲われやすく、駆除を始めたら周りに潜んでいたスズメバチに向かってこられることもあります。

軒下や庭木など外に出ていて、直径15cmまでの小さな巣なら、アシナガバチと同じ時間帯にスプレーで処理できます。それより大きい巣と、床下・屋根裏・壁の中から出入りしている巣は業者の仕事です。

スズメバチの巣で自分で落とせるのはとっくり型だけ

スズメバチの巣を自分で落としてよいのは、女王バチが1匹で巣を作っている4〜6月ごろの、口の細いとっくり型の巣までです。働きバチが生まれてボール型になった巣は、大きさに関係なく業者に頼みます。神戸市・堺市・船橋市も、自分で駆除できるのはこの時期の巣だけとしています。

木の枝にぶら下がった、マーブル模様のボール型のスズメバチの巣

ボール型の巣は出入口が1つで、中が見えません。外から見えるハチが数匹でも、直径30cmほどの巣なら多いと200匹がいます。とっくり型とボール型の見分け方、メーカーの「直径25cmまで」との違いは、スズメバチ駆除の記事にまとめました。

4〜6月にとっくり型の巣を玄関の軒下で見つけたなら、働きバチが生まれる前のいまが、自分で落とせる最後の時期です。スズメバチ用と書かれたこのスプレーを、予備を含めて2本用意し、日が暮れて女王バチが巣に戻ってから巣の口に吹き込みます。ボール型になっていたら、スプレーは買わずに業者を呼んでください。

巣を落としたあとは跡をヘラで削り、1週間スプレーする

蜂の巣を落としたら、巣がついていた跡を金属のヘラで削り取り、そのまわりにスプレーを液がたれるくらい吹き付けます。外に出ていたハチは巣のあった場所に戻って居座るので、1週間ほどは毎日見回り、ハチがいればスプレーをかけ直します。

木の板に残った、蜂の巣をはがしたあとの跡

戻ってきたハチ(戻りバチ)は、巣の跡を手がかりに戻ってきます。アシナガバチは柄の根元が少しでも残っていると、その場所にまた巣を作り始めることがあります。ヘラで跡を削るのはそのためです。

飛んでいる戻りバチには、スプレーより粘着板が効きます。ハチは殺虫剤が少しかかったくらいではすぐに落ちず、飛びながら向かってくるからです。現場ではネズミ用の粘着板を手に持ち、巣の跡のまわりを飛ぶハチを振って捕っていました。粘着板を巣の跡に置いたままにはしません。

落とした巣は、フマキラーの案内のとおり2〜3日置いて、中から出てくるハチがいないのを確かめてから、ビニール袋を二重にして捨てます。

巣の跡を削るヘラは、ステンレスの刃の固いものを使います。プラスチックのヘラでは、木の板にこびりついた巣の根元が取れません。家にあるヘラが料理用だけなら、ペンキはがしに使う皮スキを1本用意してください。刃幅60mmあれば、アシナガバチの細い柄の根元から、板に広く張り付いたスズメバチの巣の跡まで1本で削れます。刃がステンレスなので、スプレーの薬剤がついたまましまっても錆びにくく、次の年に巣を見つけたときもそのまま使えます。

1週間たってもハチが同じ場所に集まってくるなら、近くに別の巣があるかもしれません。そのときは自分で探さず、業者に見てもらってください。

脚立が要る高さと天井裏・床下・土の中の巣は業者へ

脚立やはしごに乗らないと届かない巣と、天井裏・床下・壁の中・土の中の巣は、ハチの種類や大きさに関係なく業者に頼みます。高い場所では刺されたはずみで落ちる危険が加わり、閉じた場所の巣は外から大きさが分からないからです。

私の勤め先では数年前、ハチ駆除の現場で脚立から落ちて大けがをした先輩がいます。防護服を着ると体は動かしにくく、フェイスネットで足元も見えにくくなります。その状態でスプレーと粘着板を持って脚立に上がるのは、慣れた業者でも危ない作業です。業者は高い巣に2連ばしごや高所作業車を使います。

天井裏も同じです。外から見えるハチの出入りが少なくても、天井裏に入ると直径1mほどの巣ができていた現場がありました。地面の穴にハチが出入りしているなら、それはオオスズメバチの巣かもしれません。穴には近づかずに電話してください。

作業着に手袋をつけた業者が、庭木に向けて薬剤の噴霧器を構えている

費用は、自分で道具をそろえるのと大きく変わらないことがあります。私の勤め先では、アシナガバチの駆除は巣の大きさによって5,000〜30,000円、屋根裏の巣でも20,000円くらいまでで、夜の追加料金はありません。ミツモアで実際に頼まれた2,265件の平均は12,369円でした。種類別の料金と高くなる条件は蜂の巣駆除の相場に、市役所で無料になる地域もそちらにまとめています。

ハチの駆除を受けている業者を並べました。

業者料金の目安対応エリア保証施工
害虫駆除110番税込12,100円〜全国駆除後1年(エリア・加盟店で変わる)全国の加盟店に取り次ぎ
虫駆除ドットコム6,600円〜北海道・沖縄を除く全国無料再発保証10年(条件の記載なし)全国の加盟店に取り次ぎ
アールクリーニング税込8,000円〜東京・埼玉・神奈川・千葉公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし
ムシプロテック税込8,800円〜全国公式サイトに記載なし全国の加盟店が施工(株式会社アシスト)
害獣害虫駆除王見積もりで決まる関西・東海・関東の12都府県公式サイトに記載なし自社施工(株式会社TAMATA)
料金は公式サイトに出ている最低額です。税込・税抜の記載がない業者は、金額だけを載せています。

日が暮れてハチが戻ってきたのを見て、思っていたより巣が大きいと気づいたなら、害虫駆除110番に電話してください。受付は24時間365日で、全国の加盟店に取り次ぎます。来るのは加盟店なので、料金と保証は見積もりの時点で確かめます。巣のある場所と、地面からの高さを伝えれば、今夜のうちに頼むかどうかを決められます。

軒下の小さなアシナガバチの巣で、業者に頼むほどの大きさなのか迷っているなら、虫駆除ドットコムが合います。ハチの駆除は6,600円からで、北海道・沖縄を除く全国の加盟店が受けます。料金表には原因調査・現地診断料の記載もあるので、見積もりが無料になる範囲を最初の電話で聞いてください。防護服とスプレーを買う前に金額を聞いておけば、自分でやるかどうかを数字で比べられます。

迷ったら4つの条件を確かめ、1つでも外れたら見積もりを取る

蜂の巣駆除を自分でするかどうかは、種類・大きさ・高さ・場所の4つで決まります。軒下の手が届く高さに、直径15cmまでのアシナガバチの巣があるなら、防護服と粘着板を用意して、日が暮れてから落としてください。どれか1つでも外れたら、スプレーを買う前に業者の見積もりを取ります。

自分でやると決めた人がまず買うのは、フェイスネットと手袋がついた防護服です。スプレーと粘着板は家にあるもので代わりがききませんが、防護服だけは市役所で借りられることがあるので、市のページを見てから買ってください。

4つの条件のどれかが外れていて、今夜のうちに相談したいなら、害虫駆除110番に巣の場所と高さを伝えてください。ハチは秋に向けて巣が大きくなり、気が立っていきます。

スプレーの選び方はハチ駆除のスプレー殺虫剤の記事にまとめています。

よくある質問

アシナガバチの巣は駆除しないで放っておいてもいいですか?

放っておいてかまわない場合があります。江東区は、アシナガバチは毛虫などを食べる益虫なので、玄関や物干し場の近くなど生活に支障がある場所でなければ、撤去は必ずしも必要ないとしています。広島市が示す危険な範囲は巣から約1mなので、人が通る場所からそれより離れていれば、近づかないようにして様子を見る選択もあります。

ツバキやサザンカの葉の裏に黒と黄色の毛虫が集まっていたら、気をつけるのはハチよりチャドクガです。毛に触れるだけで強いかゆみの発疹が出るので、片付け方はチャドクガの駆除にまとめました。

蜂の巣を駆除したあとにハチが戻ってくるのはなぜですか?

駆除のときに外に出ていた働きバチが、巣のあった場所に戻ってくるからです。巣の跡をヘラで削り、まわりにスプレーを吹き付け、1週間ほど見回ってください。1週間たってもハチが集まるなら、近くに別の巣がないか業者に見てもらいます。

ハチが出入りしていない古い巣も駆除が必要ですか?

何日もハチの出入りが無い巣は、空になっている可能性が高く、防護服を着てそのまま落として捨ててかまいません。スズメバチは古い巣を翌年に使わないので、冬に残っている巣は人が近づかない場所ならそのままでも害はありません。出入りがあるかどうか分からないときは、日が暮れてから巣の口を見てください。

蜂の巣を自分で駆除していて刺されたらどうすればいいですか?

まずその場を離れ、刺された所を流水で洗って冷やします。息苦しい、全身にじんましんが出る、意識がぼんやりするといった症状があれば、すぐに119番に電話してください。日本アレルギー学会のガイドラインでは、ハチに刺されて命に関わる反応が起きた例で、呼吸や心臓が止まるまでの時間の中央値は15分とされています。

自分での駆除が難しいときは、業者に見てもらうのも手です

どこも相談と見積もりは無料なので、料金と保証を見比べてから決められます。

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