ゴキブリ駆除・対策の方法についてプロがご紹介
もし自宅にゴキブリが発生している時には、いきなり殺虫剤で駆除するのは避けましょう。ゴキブリは天井裏、壁の中、家電製品の中、シンク下、段ボールの中など暗くて湿気の多い場所を好み巣を作ります。巣が作られていると、どれだけ殺虫剤で駆除したとしても巣の中で繁殖して増えてしまいます。
ゴキブリを駆除したい場合、まず大事なのはコロニーとなっている巣を駆除すること。そのため、毒餌を使用して巣ごと駆除するようにしましょう。徐々に数を減らしてから粘着トラップ等で捕獲駆除したり、燻煙剤(くんえんざい)、燻蒸剤(くんじょうざい)、スプレー殺虫剤などを使用して駆除していくのです。ゴキブリのフンがたくさん落ちている場所を探せば、ゴキブリがどのあたりを行動範囲にしているのかを確認できます。
ゴキブリは秋頃から産卵し、卵の状態で冬を乗り越えます。ゴキブリの卵は卵鞘と呼ばれる殻に囲われており、外敵から身を守るような形をしています。そして春になると一気に卵が孵化して行動し始めるのです。なので、重要なのは卵を産ませないこと、そして孵化させないことです。そもそも巣になるような環境を家の中に作らなければゴキブリが増殖することはありません。
ここでは、発生したゴキブリの駆除方法から、ゴキブリが入ってこないような対策方法までをご紹介しています。