ハチ駆除・対策の方法についてプロがご紹介
春から夏にかけて、住宅の軒下、庭木の中、天井裏などにハチが巣を作ることがあります。もしハチに刺されると、患部が腫れて熱を持つだけでなく、アナフィラキシーショックを引き起こして最悪の場合死に至る可能性もあるほど危険。そのため、ハチを自分で駆除する場合には安全面に対して細心の注意が必要です。
国内の住宅で発生するハチは大きく分けてアシナガバチ、スズメバチ、ミツバチの3種類なのですが、スズメバチは特に毒性が強いため要注意。巣が小さかったとしても基本的に害虫駆除業者へ依頼するのが確実です。
アシナガバチやミツバチは比較的攻撃性も低いため、個人で駆除される方も多いでしょう。蜂の巣が15cm以内であれば自分で駆除することも不可能ではないため、駆除費用をかけたくない場合には自分で駆除可能。
もし自分でハチ駆除を行う場合はハチ専用の殺虫剤、逃げたハチを捕獲するための粘着トラップ、ハチ駆除用防護服、脚立を準備しましょう。蜂の種類によって駆除の方法も異なるため、駆除前にちゃんと蜂の種類を確認しておくことが重要です。
ここでは、害虫駆除業者として年間何十件も蜂駆除を行っている私が、蜂駆除の方法、ハチ駆除に使える殺虫剤、巣を作らせない対策方法についてご紹介します。