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害虫駆除業者が教える害虫駆除のすすめ

このウェブサイトは害虫・害獣に悩んでいる方へ向けて、駆除方法対策方法をご紹介しています。自分で出来る駆除の方法から、根本解決するための対策方法を掲載しています。

運営者である私は害虫駆除業者として日々たくさんの現場を経験しており、駆除業者目線での情報を発信しています。殺虫剤メーカーや害虫駆除企業のホームページでは紹介されていないような、よりリアルに使える情報をご紹介します。害虫・害獣に効果的な駆除方法や殺虫剤の紹介だけではなく、気をつけるべき安全対策、再発させない方法、事前に対策できる方法まで幅広い情報を掲載しているウェブサイトです。

ゴキブリを駆除したい

ゴキブリ駆除は大きく分けて

の2通り。本格的に駆除したいのであれば、まずは屋内のゴキブリを駆除してから、侵入可能性のある場所を遮断、忌避効果のあるものを設置、という手順になります。

ゴキブリと言ってもたくさんの種類がおり、その性質は様々。日本の一般家庭でよく発生するのはクロゴキブリ、チャバネゴキブリの2種類と、ごく稀にワモンゴキブリ。基本的な駆除方法、対策方法は同じなのですが、ゴキブリの種類によって繁殖力が異なるため、適切な処置が必要です。

ゴキブリを駆除する時には、ゴキブリの卵(卵鞘)や、ゴキブリのフンを確認して種類を特定します。さらに、この卵やフンはゴキブリが生息している場所、行動している範囲を特定するためにも有力な情報。しっかり駆除してゴキブリが出てこないように対策したいのであれば、最初に確認すべきです。

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ネズミを駆除したい

ネズミを駆除したい場合、出てきているネズミを捕獲駆除するのではなく原因対策が重要。ネズミは秋から冬にかけて寒くなる時期に屋内に侵入してきます。寒さに弱いというのと、食料を求めて人間が住む家の中に入ってくるのです。つまり、根本対策をしたいのであれば

  • 侵入経路を塞ぐこと
  • ネズミの食料になるものを放置しないこと

が何よりも重要。

ネズミも生き物だから寿命を待っていればいなくなるんじゃないかと思っている人も多いはず。家に侵入してくるようなネズミの寿命は2年〜3年と比較的長く、さらにネズミは繁殖力が非常に強いため寿命を待って被害を抑えるのは不可能。放置しているとどんどん増えて、順調に繁殖すると1年で1,000匹を超える数になってしまうのです。

そこで、ネズミを駆除したい時には殺鼠剤を設置して、巣ごと駆除するのが有効。殺鼠剤はネズミを高血圧状態にして内出血を起こさせ、目を見えなくさせます。高血圧になり目が見えなくなったネズミは水場を求めて屋外に出て行きます。屋内が暗いため明るい場所を求めて屋外に出て行き、側溝など水がある場所へ飛び込んで死んでしまうのです。

ネズミを駆除したいなら殺鼠剤でネズミの数を減らし、それから粘着トラップ等で捕獲しましょう。被害が完全に収まったら、ネズミが侵入してきた場所を特定して塞ぎます。ラットサインと呼ばれるネズミの行動した跡を追っていくことにより、どこから侵入しているのか分かるのです。侵入口を閉じる時にはパンチングメタルや防鼠パテを使用し、しっかりと再発を防止しましょう。

ハーブやミントなどネズミの嫌う匂いがするネズミ用の忌避剤を設置するのもおすすめ。最近では、ネズミが嫌う音を発する超音波タイプのネズミ駆除器も販売されていますが、効果はイマイチ。根本解決するなら、殺鼠剤を使用した駆除と侵入経路の遮断が一番です。

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ハチを駆除したい

ゴキブリやネズミに比べ、ハチは人間を刺してくるため非常に危険な害虫。特にスズメバチは非常に強い毒を持っているため、刺されると患部が腫れたり熱が出るだけではなく、アナフィラキシーショックを起こして最悪の場合は死に至る可能性もあります。ハチを駆除する際には

  • ハチの種類(アシナガバチ、スズメバチ、ミツバチ等)を特定する
  • 蜂に刺されないよう防護服を着用する
  • 飛び出したハチを捕獲するための粘着トラップを用意する
  • 巣を撤去して殺虫スプレーで再発防止する

ことが重要。自分でも駆除することは可能なのですが、何よりも刺されないような安全対策が必要です。さらに、殺虫剤を吹きかけるとハチは驚いて逃げていってしまうので、逃げたハチを駆除する方法も考えておかなければいけません。逃げたハチを殺虫剤だけで駆除することは非常に難しいため、粘着トラップを利用して捕獲駆除してしまうのが確実。

蜂の巣は軒下や庭木など屋外にだけできるとは限らず、天井裏や床下などに作られている可能性もあります。放置しているとどんどん巨大化してしまい、数千匹のハチが生息している可能性もあります。私たち駆除業者でもハチの駆除はとても大変な作業であり、危険な作業。もし自身で駆除する場合には細心の注意を払いながら、順序を守って作業する必要があります。

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2024年11月20日