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害獣対策・駆除

害獣駆除は動物で頼み先が変わる!駆除業者が5種の費用と法律を整理

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夜、天井の上で何かが走る音がする。朝になると、ベランダの隅に見慣れないフンが落ちている。害獣駆除を調べ始める人の多くは、動物の正体が分からないまま、自分で何とかできるのか、どこに頼めばいいのかで迷っています。

先に答えを書くと、害獣駆除は動物の種類で頼み先が変わります。家に入る害獣のうち、許可なく捕まえてよいのはドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種だけです。ハクビシン・アライグマ・イタチ・コウモリは鳥獣保護管理法で守られていて、自分でしてよいのは追い出しと侵入口をふさぐところまでです。庭や畑に出るアライグマなら市役所がわなを置いてくれることが多く、天井裏に住みついた動物は業者に追い出しと封鎖を頼むことになります。

この記事では、5種の法律・市役所の対応・費用・自分でできる範囲を1つの表に並べ、どこに電話すればいいかを決められるようにしました。私は害虫駆除業者として年間800件以上の現場に出ていて、担当はゴキブリ・ネズミ・ハチです。勤め先ではハクビシンの相談も受けています。ネズミとハクビシンは私の現場の話で、アライグマ・イタチ・コウモリの駆除作業はしていないので、条文や環境省・自治体の資料で確かめたことだけを書いています。

害獣駆除は、動物を見分けてから「追い出して、ふさぐ」のが基本

害獣駆除の基本は、動物の種類を確かめ、捕まえずに追い出して、入ってきたすき間をふさぐことです。ネズミ3種以外は許可なく捕まえられないので、業者の作業も追い出しと侵入口の封鎖が中心になります。頼み先は、動物の種類と、いる場所で3つに分かれます。

害獣駆除の3つの行き先。ネズミは自分で駆除できる、庭や畑のアライグマとハクビシンは市役所のわな、天井裏の害獣は業者が追い出してふさぐ

私はこれを「害獣駆除の3つの行き先」と呼んでいます。

  1. ネズミ: 自分で粘着シートや殺鼠剤を使ってよい。天井裏に巣があるなら業者へ
  2. 庭や畑に出るアライグマ・ハクビシン: 市区町村の担当課へ。わなの設置や回収を無料でしている市が多い
  3. 天井裏や床下に住みついた害獣: 業者に追い出しと侵入口の封鎖を頼む。費用は自分で払う

「とりあえず業者を呼べば早い」と思うかもしれません。ただ、庭のアライグマなら市が無料で回収してくれる地域が多く、台所に数匹のネズミなら市販の粘着シートで足ります。業者の見積もりは数万円からになるので、電話の前にどの行き先かを決めておくと、払わなくていいお金を払わずに済みます。

家に入る害獣5種は、法律・市役所の対応・費用がそれぞれ違う

家に入る害獣5種は、捕まえてよいか、市役所が何をしてくれるか、業者に頼むといくらかかるかが、それぞれ違います。このサイトの動物別の記事で調べた結果を、同じ物差しで並べました。

動物捕まえてよいか市役所がしてくれること業者の費用の目安自分でできること
ネズミ(ドブ・クマ・ハツカ)よい(法律の対象外)相談、殺鼠剤の配布、捕獲器の貸し出し戸建てで3万〜5万円粘着シート・殺鼠剤・穴ふさぎ
ハクビシン許可が要る箱わなを置く区市がある(持ち家が条件のことが多い)侵入口をふさいで5万〜8万円忌避剤・掃除・手の届く穴ふさぎ
アライグマ許可が要る。運ぶ・放すのは外来生物法でも禁止庭にわなを置き、かかったら無料で回収する市が多い封鎖と清掃を含むかで3万円台〜20万円台忌避剤・硬い板で穴ふさぎ
イタチ許可が要る捕まえに来ない。捕獲器を貸す市はあるネットの相場は8,800円〜25万円とばらばら忌避剤・3cmより細かい網で穴ふさぎ
コウモリ許可が要る捕まえに来ない。補助金も見つからなかった1か所2万〜3万円、足場で約20万円上乗せ春と秋に追い出して1cmまでふさぐ

出典: ネズミとハクビシンの費用は私の現場の相場。ほかはネズミ駆除の助成金・ハクビシン業者と市役所の違い・アライグマ駆除・イタチ駆除・コウモリ駆除で確かめた自治体と業者の資料

この表で見てほしいのは、市役所の列です。どの動物でも、市がしてくれるのは捕まえるところか相談までです。天井裏の侵入口まで市がふさいでくれる動物は、1つもありません。住みついた害獣を出ていかせて戻らせないところは、自分でやるか、業者に頼むかの二択になります。

費用の列は、どれも「捕まえる代金」ではなく、ほとんどが侵入口をふさぐ工事と、天井裏の掃除の代金です。だから同じ動物でも、ふさぐ穴の数と高さで金額が何倍にも変わります。詳しくは後の費用の節で書きます。

天井裏の動物は、足音の重さと侵入口の大きさで見当がつく

天井裏にいる動物は、足音の重さと、家のまわりにある穴の大きさで見当がつきます。ネズミは「カリカリ」「キュキュ」と軽い音で、ハクビシンは「ゴトゴト」「バタバタ」と重く響きます。家のまわりで見つけた穴の大きさを下の図と比べると、入れる動物が絞れます。

害獣が通り抜けられるすき間の大きさ。コウモリ約1cm、クマネズミ10円玉ほど、イタチ約3cm、ハクビシン約8cm、アライグマ10cm

私のところに来るハクビシンの相談も、最初の電話はほとんどが「ネズミが出た」です。天井裏をのぞけば、ハクビシンはすぐに分かります。フンが大きく、あちこちに毛が抜け落ちていて、床下の通風口や壁の角にネズミとは比べものにならない大きさの穴が開いています。

すき間の数字は、コウモリが大沢・大沢(2016)と浜松市、イタチが国土交通省と豊中市、ハクビシンが東京都環境局、アライグマが環境省「アライグマ防除の手引き」(電気柵は10cm以上のすき間があれば入れるという説明)から取りました。クマネズミの10円玉は、私が現場で見てきた侵入口の大きさです。

足音の重さで決めきれないときは、音がする時間帯でも絞れます。夜中ならネズミ、夕方から重い音ならハクビシンかアライグマ、日没前後の出入りならコウモリです。時刻表の図にした屋根裏の動物を音がする時間帯で見分ける方法も見てください。

音とフンで決めきれないときは、動物ごとの手がかりを1つ足す

足音だけで決めきれないときは、動物ごとに見分けやすい手がかりが1つずつあります。

  • コウモリ: 日没前後に家の外から見ると、軒や換気口から飛び出していく。フンはネズミと同じ5〜10mmだが、消毒用アルコールに浸してつぶすと虫の脚や羽のかけらが出てくる(京都市衛生環境研究所)
  • アライグマ: 尾に黒い輪のしまがあり、足跡は5本の指が長い人の子どもの手形のような形。ハクビシンは尾にしまがなく、顔の真ん中に白い線が通る(環境省の手引き)
  • イタチ: 500円玉ほどの穴しか見当たらないのに、足音がネズミより重い

それでも分からないときに、電話の前に正体を当てる必要はありません。「何の動物か分からない」と伝えて、無料の現地調査を受ければ足ります。後で紹介する街角害獣駆除相談所のように、動物が分からない段階の相談を受けている窓口もあります。

ネズミ以外の害獣は、許可なく捕まえると1年以下の拘禁刑か100万円以下の罰金になる

ハクビシン・アライグマ・イタチ・コウモリを許可なく捕まえたり殺したりすると、鳥獣保護管理法第83条により、1年以下の拘禁刑か100万円以下の罰金になります。捕まえようとして失敗した未遂も罰せられます。法律の対象から外れているのは、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種だけです(同法施行規則第78条、千葉県・香川県の案内)。

自分の家の天井裏にいる動物でも、扱いは同じです。法律が禁じているのは「捕獲又は殺傷」なので、忌避剤で追い出すことと、出ていったあとに穴をふさぐことは、許可なくできます。業者の多くが追い出しを中心にしているのも、このためです。業者でも、ネズミ以外を捕まえるには自治体の許可を取る必要があります。

罰則は、古いページだと「1年以下の懲役」と書かれています。2025年6月の刑法改正で懲役が拘禁刑にまとめられたためで、上限の100万円は変わっていません。経緯はコウモリ駆除の記事に書きました。

アライグマは、捕まえたあとに生きたまま運ぶことも禁止されている

アライグマには、鳥獣保護管理法に加えて外来生物法がかかります。許可なく捕まえることに加えて、捕まえたアライグマを生きたまま運ぶこと、別の場所で放すことも禁じられています。わなにかかったその場で放すことだけは規制の対象外です。運んで別の場所に放した場合の罰則は、個人で3年以下の拘禁刑か300万円以下の罰金で、捕まえたときより重くなります(環境省「罰則について」)。

市のわなにかかったアライグマを「山に逃がしてあげたい」と考える人がいますが、それができないのはこの法律のためです。わなを借りるときは、かかったあとに誰が回収するかを先に市に聞いておいてください。

ネズミ用の捕獲器にほかの動物がかかったら、殺さずに放す

ネズミを捕まえるつもりで置いた捕獲器や粘着シートに、イタチなどがかかることがあります。京都市のQ&A集は、その場合は殺傷せずに放すよう書いています(京都市「野生鳥獣に関するQ&A集」)。天井裏の足音がネズミより重いと感じたら、ネズミ用の殺鼠剤や捕獲器を置く前に、穴の大きさを確かめてください。

市役所は捕まえるところまでで、侵入口をふさいでくれる自治体は見つからなかった

市役所がしてくれるのは、わなの設置や捕獲器の貸し出し、殺鼠剤の配布、相談と業者の紹介までです。このサイトの動物別の記事で確かめた延べ52の自治体ページ(ネズミ13・ハクビシン3・アライグマ13・イタチ8・コウモリ15)に、家の侵入口を市がふさぐと書いたところは1つもありませんでした。

芝生の上からこちらを見るアライグマ

市の支援がいちばん厚いのはアライグマで、札幌市・千葉市・取手市などは、職員か委託業者が庭にわなを置き、かかったアライグマを無料で回収します。一方で上尾市は「屋内に箱わなを設置することはできません」と書いていて、天井裏に住みついたアライグマは市の支援の外になります。

ハクビシンでは、目黒区が箱わなの数と捕獲数を公開しています。平成29年8月から令和7年度までの9年分を足すと、箱わなは783基、捕まったハクビシンは185頭でした。わな4基で1頭ほどの計算なので、市のわなを待っても捕まらずに終わる家のほうが多いと考えておいたほうがいいです。

お金の支援は、確かめた範囲で4つしかなかった

害獣駆除の費用を出してくれる制度は、確かめた範囲で次の4つだけでした。どれも対象が狭く、普通の戸建ての天井裏に住みついた害獣の駆除費に使えるものはありません。

自治体支援の中身対象の条件
千代田区私有地の路地のネズミの巣穴をふさぐ工事の費用の4分の3(上限10万円)住宅の所有者・居住者も申請できる
中央区ネズミ駆除の費用の補助町会などの団体だけ
神戸市アライグマなどの被害を防ぐ業者の費用(上限10万円)おおむね築50年以上の建物・かやぶき屋根・文化財など(令和8年度の受付は終了)
各務原市コウモリの忌避装置を無料で貸し出し(1台・14日)1世帯1回

「〇〇市で害獣駆除に補助金」と書いたページを見かけても、公式ページを開くと団体向けだったり、殺虫剤だけが対象だったりしました。住んでいる市に制度があるかは、誰が申請できるか、どの費用が対象か、いつ申請するかの3点を担当課に聞くと早く確かめられます。

賃貸に住んでいるなら、市役所より先に大家か管理会社へ

賃貸の部屋なら、市役所や業者に電話する前に、大家か管理会社に連絡してください。目黒区の箱わなは家の所有者、練馬区は所有者か管理者の依頼が条件で、借りている人が申し込めないことが多いからです。侵入口をふさぐのは建物に手を入れる工事なので、費用を誰が持つかも貸主と決めることになります。民法606条は、借りている人の責任でない限り、住むのに必要な修繕は貸している側の義務だと定めています。

自分でしてよいのは、追い出しと掃除と、手の届く穴をふさぐところまで

害獣駆除で自分でしてよいのは、忌避剤で追い出すこと、フンを片付けること、地面から手の届く穴をふさぐことの3つです。捕まえること、天井裏の奥までもぐる作業、2階より上や屋根の上の封鎖は業者に任せます。ネズミだけは、粘着シートや殺鼠剤で捕まえてもかまいません。

害獣駆除で自分でしてよい範囲と業者に任せる範囲。1階の通風口や手の届く穴は自分でふさげる。天井裏の奥・2階の軒・屋根は業者に任せる

追い出しの手順は、どの動物でもおおむね同じです。

  1. 家のまわりを歩いて、入れそうな穴をすべて探す(コウモリなら日没前後に外から出入りを見る)
  2. 点検口や押し入れの天袋から、天井裏に忌避剤を置く
  3. 足音が止まってからも、1週間は忌避剤を置いたままにする(豊中市)
  4. 穴の前に丸めた新聞紙を詰めて、数日動かされなければ出ていったと判断する
  5. 動物に合う網目の金網か板で穴をふさぐ
  6. マスクと手袋をつけ、フンを湿らせてから片付けて消毒する

3番を急ぐと、中に残った動物を閉じ込めてしまいます。子育ての時期も同じで、コウモリは6月下旬〜8月上旬、イタチは4〜8月、アライグマは春に子どもが中にいることがあります。この時期にふさぐと、出られなくなった子どもが天井裏で死んで、においと虫の元になります。

自分でやって失敗したら余計に高くつくのでは、と思う人もいるはずです。私の考えでは、地面から手が届く1〜2か所の穴なら、自分でやって失うものはほとんどありません。忌避剤と金網で数千円です。足音が止まらなかったら、その時点で業者に切り替えれば足ります。

天井裏の忌避剤は、点検口から置けるものを選ぶ

天井裏にもぐらずに置けて、動物の表示がある忌避剤を選びます。アフティの屋根裏害獣ニゲールは、ふたを開けて置くだけのゲル状の忌避剤で、商品説明の対象にイタチ・ハクビシン・コウモリが入っています。1個で2〜20畳、効果は約3か月です。

ハクビシンかアライグマだと見当がついているなら、天井裏・屋根裏用と書かれた「なぜ逃げる? 屋内用」も使えます。20種類以上の植物を顆粒にした忌避剤で、点検口から手を伸ばして置けます。

穴は動物の大きさより細かい網か、こじ開けられない板でふさぐ

ネズミ・コウモリ・イタチの穴には、イカリ消毒の防鼠金網ソフトが使えます。40×45cmを手で曲げて形を合わせられ、メーカーの説明にはネズミやコウモリの侵入口をふさぐ用途が書かれています。コウモリなら1cm、イタチなら3cmより細かい目で、すき間なく覆ってください。

アライグマは金網をこじ開けるので、ステンレスのパンチングメタルのような硬い板を使います(駆除ザウルスの公式サイトは、アライグマを「金網をこじ開けるほどの力強さ」と説明しています)。穴より一回り大きく切って、外側から固定してください。

ネズミなら、粘着シートで捕まえてかまいません。私の現場では、市販の家の形をしたものではなく、板状の粘着シートを使います。一戸建てなら、室内のすき間に3〜5か所、天井裏に5か所ほど置けばたいてい足ります。足音が重いと感じたら、ほかの動物がかかる前に置くのをやめてください。

フンは乾いたまま掃かずに、湿らせてから片付ける

乾いたフンをほうきで掃いたり掃除機で吸ったりすると、細かく砕けて舞い上がります。霧吹きで湿らせてから、ペーパーで集めて袋を二重にして捨てます。アライグマの糞尿からは、日本の野生の個体でレプトスピラやSFTSウイルスが見つかっています(国立健康危機管理研究機構)。国家検定に合格した使い捨ての防じんマスクをつけて作業してください。

害獣駆除の費用は、捕まえる数より、ふさぐ穴の数と高さで決まる

害獣駆除を業者に頼む費用は、私の現場の相場で、ネズミは一般的な戸建てで3万〜5万円、ハクビシンは侵入口をふさいで5万〜8万円です。金額を決めるのは、動物の数より、ふさぐ穴の数と、穴がある場所の高さです。屋根の上に足場を組むと、それだけで約20万円が加わります(コウモリ駆除の費用の内訳)。

天井裏の梁を見上げて点検する作業員

ネズミの3万〜5万円は、ほとんどが天井裏の作業の手間です。狭い天井裏をはって進み、粘着板を並べ、見つけた穴を防鼠パテやパンチングメタルでふさいでいきます。ハクビシンは穴が大きいぶん材料が増え、断熱材の上にされた糞尿の撤去や消毒も加わります。作業日も追い出しを含めて2日かかることが多いです。

金額が上がる理由例
ふさぐ穴が多い床下の通風口だけでなく、天井と壁の境目、屋根瓦のすき間にも穴がある
穴が高い場所にある2階の軒や屋根瓦で、高所作業車や足場が要る
天井裏が汚れている断熱材に糞尿が広がり、撤去と入れ替えが要る
家が大きい集合住宅や大きな家で、10万円を超えることがある

広告の「〜円から」という金額に、侵入口の封鎖が入っていることはまずありません。見積書を受け取ったら、ふさぐ穴が何か所で、どこにあり、1か所いくらなのかが行ごとに書かれているかを見てください。「害獣駆除一式」とだけ書かれた見積書では、高いのか安いのか判断できません。

待っているあいだに、費用は上がる

見積もりが怖くて電話をためらう人は多いのですが、ネズミの場合、待った分だけ数が増えます。私の現場でも、1年前に呼んでもらえれば数匹の駆除で済んだはずの家が、1年で数十匹に増えて倍の費用がかかったことがあります。ハクビシンやアライグマも、天井裏で子どもを産めば、汚れる範囲が広がって清掃の代金が増えます。

見積もりを取るだけなら、ここで紹介する業者はどこも現地調査が無料です。費用が気になるなら、2社から見積もりを取って、ふさぐ穴の数が同じかどうかを比べてください。悪質な業者の見分け方はネズミ駆除業者の選び方に書いています。

害獣駆除業者は、自社で施工するかと、ふさいだ穴の保証年数で比べる

害獣駆除業者を比べるときは、料金より先に、自社のスタッフが施工するか、ふさいだ穴に何年の保証が付くかを見ます。ふさいだ穴が破られたり、見落とした穴から戻ってきたりしたときに、誰が無料で直してくれるかが決まるからです。害獣を扱う7社を並べると、自社施工が5社、加盟店が施工するのが1社、業者を紹介するサービスが1社でした。

業者料金の目安対応エリア保証施工
駆除ザウルス税込25,000円〜北海道・沖縄を除く全国ハクビシン・アライグマは最長10年、イタチ・テン・コウモリは最長5年自社施工(下請けなし)
ハウスガード24現地調査のうえ見積もり(調査・見積もりは無料)関東7県対策工事をした箇所は永年保証(保証書を発行)自社施工
害獣害虫駆除王見積もりで決まる関西・東海・関東の12都府県封鎖した箇所に最長永久(期間は見積もりのときに決まる)自社施工(株式会社TAMATA)
ハウスプロテクト見積もりで決まる関東・東海・関西・中四国・九州の32都府県最長10年(築年数や施工内容で変わる)。期間内の再発は無料で対応自社施工(リフォーム会社が母体)
害獣退治屋さん13,000円〜東北〜関西の29都府県最長10年の再発保証自社施工
害獣駆除屋見積もりで出る作業料金のみ(出張費0円)全国公式サイトに記載なし加盟店のスタッフが施工
街角害獣駆除相談所見積もりで決まる関東・北陸・東海・関西の14都府県最長5年(施工内容による)、施工1年後に無料点検提携業者を紹介するサービス
料金は公式サイトに出ている最低額です。税込・税抜の記載がない業者は、金額だけを載せています。

表の保証の欄は、動物によって年数が違う業者があります。ハクビシンとコウモリで保証の長さが変わることもあるので、見積もりのときに、自分の家の動物とふさぐ穴に何年付くかを聞いてください。

何の動物でも、まず全国で頼める駆除ザウルスに見てもらう

動物の種類にかかわらず、1社目の調査を頼むなら駆除ザウルスです。対応エリアは北海道・沖縄を除く全国で、自社のスタッフが施工します。公式サイトでは、ネズミ以外を捕まえるには自治体の許可が要り、下りるまで2週間ほどかかるので、追い出しをすすめていると説明しています。

保証は「ハクビシン・アライグマは最長10年、イタチ・テン・コウモリは最長5年」です。天井裏の音が何か分からないまま電話しても、現地調査で動物と穴の数を確かめてから見積もりが出ます。

動物が分からないなら、街角害獣駆除相談所に相談する

天井裏の音がネズミなのかハクビシンなのかも分からない段階なら、街角害獣駆除相談所が合います。電話で状況を伝えると、提携している駆除業者を紹介してくれる窓口です。対応エリアは関東・北陸・東海・関西の14都府県です。

紹介型なので、実際に作業するのは提携先の会社になります。見積もりのときに、来る会社の名前と、保証を誰に言えばいいかを確かめておけば心配はありません。保証は「最長5年(施工内容による)、施工1年後に無料点検」です。

関西・東海なら、ふさいだ穴に長い保証を付ける害獣害虫駆除王

関西・東海・関東の12都府県に住んでいて、封鎖した穴の保証を重く見るなら、害獣害虫駆除王を2社目にしてください。駆除から修繕まで自社の職人が担当し、下請けに回さない業者です。保証は「封鎖した箇所に最長永久(期間は見積もりのときに決まる)」です。

関東の戸建て、料金を先に知りたい人、中四国・九州の人は

関東の戸建てで、屋根まわりのすき間までまとめてふさいでほしいなら、ハウスガード24も候補です。対応エリアは関東7県で、保証は「対策工事をした箇所は永年保証(保証書を発行)」です。

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電話の前に動物ごとの料金の入口を知りたいなら、害獣退治屋さんは公式サイトに載せています。ネズミ・ハクビシン・イタチは13,000円〜、アライグマは19,800円〜、コウモリは22,000円〜。出張できるのは東北〜関西の29都府県。税込か税抜かは書かれていません。

PR:ネズミ・ハクビシン・コウモリの駆除は害獣退治屋さん(東北〜関西の29都府県)公式サイトはこちら

地方で、出張費をかけずにまず見積もりを取りたいなら、全国の加盟店が施工する害獣駆除屋があります。コウモリは16,500円(税込)〜。ほかの害獣は見積もりで決まる。保証の記載は公式サイトにない。夜間や繁忙期で早く行けないときは、ほかの業者を紹介されることがある。

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中国・四国・九州に住んでいるなら、ハウスプロテクトも見てください。対応エリアは関東・東海・関西・中四国・九州の32都府県で、保証は「最長10年(築年数や施工内容で変わる)。期間内の再発は無料で対応」です。

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住んでいる地域で頼める害獣駆除業者は1〜7社

7社の対応エリアを都道府県ごとに重ねると、頼める業者の数は地域で大きく変わります。自分の県で何社から見積もりを取れるかを、下の表で確かめてください。害獣を扱う業者の一覧は害獣駆除の業者一覧にもあります。

地域頼める業者数
埼玉・東京・神奈川駆除ザウルス・ハウスガード24・害獣害虫駆除王・ハウスプロテクト・害獣退治屋さん・害獣駆除屋・街角害獣駆除相談所7社
千葉駆除ザウルス・ハウスガード24・ハウスプロテクト・害獣退治屋さん・害獣駆除屋・街角害獣駆除相談所6社
岐阜・愛知・三重・京都・大阪・兵庫・奈良駆除ザウルス・害獣害虫駆除王・ハウスプロテクト・害獣退治屋さん・害獣駆除屋・街角害獣駆除相談所6社
栃木・群馬駆除ザウルス・ハウスガード24・ハウスプロテクト・害獣退治屋さん・害獣駆除屋5社
滋賀・和歌山駆除ザウルス・害獣害虫駆除王・ハウスプロテクト・害獣退治屋さん・害獣駆除屋5社
茨城駆除ザウルス・ハウスガード24・害獣退治屋さん・害獣駆除屋4社
富山・石川・福井駆除ザウルス・害獣退治屋さん・害獣駆除屋・街角害獣駆除相談所4社
山梨・長野・静岡駆除ザウルス・ハウスプロテクト・害獣退治屋さん・害獣駆除屋4社
東北・新潟駆除ザウルス・害獣退治屋さん・害獣駆除屋3社
中国・四国・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分駆除ザウルス・ハウスプロテクト・害獣駆除屋3社
宮崎・鹿児島駆除ザウルス・害獣駆除屋2社
北海道・沖縄害獣駆除屋1社

害獣駆除は「何の動物か」が分かれば、次に電話する先が決まる

害獣駆除で最初にすることは、動物の種類と、いる場所を確かめることです。ネズミなら自分で捕まえてよく、庭や畑のアライグマ・ハクビシンなら市役所、天井裏に住みついた害獣なら業者に追い出しと封鎖を頼みます。どの動物でも、市役所は穴をふさいでくれません。

動物が分かったら、それぞれの記事で手順と費用を確かめてください。

天井裏の音が続いていて、何の動物か分からない、穴が高い場所にある、1週間たっても足音が止まらない。このどれかに当たるなら、業者に見てもらう段階です。全国で頼める駆除ザウルスに1社目の調査を頼み、2社目は、動物が分からないなら街角害獣駆除相談所、関西・東海なら害獣害虫駆除王にすると、ふさぐ穴の数と保証の年数を比べられます。

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  1. 1駆除ザウルス

    24時間365日受付!お見積り・現地調査無料の駆除ザウルス

    駆除ザウルス
    料金の目安
    税込25,000円〜
    対応エリア
    全国(北海道・沖縄・一部地域を除く)
    受付
    24時間365日(夜間の作業は基本なし)
    保証
    ハクビシン・アライグマは最長10年、イタチ・テン・コウモリは最長5年
    施工
    自社施工(下請けなし)

    向いている人天井裏の足音やフンが続いていて、再発保証つきで根本から止めたい人

    注意点ネズミ以外を捕まえるには自治体の許可が要り、下りるまで2週間ほどかかるので、追い出しをすすめている

    公式サイトを見る

  2. 2街角害獣駆除相談所

    現地調査と見積もりが無料の街角害獣駆除相談所

    街角害獣駆除相談所
    料金の目安
    見積もりで決まる
    対応エリア
    東京・神奈川・千葉・埼玉、富山・石川・福井、岐阜・愛知・三重、大阪・京都・兵庫・奈良
    受付
    電話は6:00〜20:00(メールは24時間)
    保証
    最長5年(施工内容による)、施工1年後に無料点検
    施工
    提携業者を紹介するサービス

    向いている人天井裏の音が何の動物か分からないまま、まず無料で見てほしい人

    注意点作業するのは提携業者なので、来る会社の名前と保証を見積もりのときに確認する

    公式サイトを見る

  3. 3害獣害虫駆除王

    自社施工で、ネズミ駆除は定額29,800円の害獣害虫駆除王

    害獣害虫駆除王
    料金の目安
    見積もりで決まる
    対応エリア
    大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山、愛知・三重・岐阜、東京・神奈川・埼玉
    保証
    封鎖した箇所に最長永久(期間は見積もりのときに決まる)
    施工
    自社施工(株式会社TAMATA)

    向いている人ハクビシンやコウモリの侵入口の封鎖まで、自社施工の業者に頼みたい人

    注意点受付時間の記載がない。ほかの紹介サイト経由で頼むと、アフターサービスの対象外になる

    公式サイトを見る

住んでいる都道府県で絞って、害獣対策・駆除の業者をすべて比べる

よくある質問

害獣駆除は市役所が無料でしてくれますか?

庭や畑に出るアライグマやハクビシンなら、わなの設置や回収を無料でしている市が多くあります。ただ、確かめた延べ52の自治体で、天井裏の侵入口を市がふさぐと書いたところはありませんでした。家に住みついた害獣の追い出しと封鎖は、自分でやるか業者に頼みます。

天井裏の害獣を自分で捕まえてもいいですか?

ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種以外は、許可なく捕まえると鳥獣保護管理法違反で、1年以下の拘禁刑か100万円以下の罰金になります。許可なくできるのは、忌避剤で追い出して、出ていったあとに穴をふさぐことです。

害獣駆除の補助金はありますか?

普通の戸建ての駆除費に使える補助金は、確かめた範囲では見つかりませんでした。千代田区のネズミの巣穴工事、中央区の団体向けのネズミ駆除、神戸市の古い建物向け、各務原市のコウモリ忌避装置の貸し出しのように、対象が限られた制度があるだけです。

超音波の撃退器は害獣に効きますか?

私の現場では超音波の機器は使っていません。国民生活センターが2020年に公表した超音波害虫駆除機のテストは、超音波が出ているかを測っただけで、動物が逃げるかは調べていません。追い出すなら、対象の動物が表示された忌避剤を使い、穴をふさぐところまでやってください。

畑のイノシシやシカ、サルも同じ窓口ですか?

畑を荒らすイノシシ・シカ・サルは、市町村の農林担当の課が窓口です。捕まえるには狩猟免許や捕獲の許可が要り、電気柵などの補助を出す市町村もあります。この記事は家の中に入る動物を扱っているので、農作物の被害は住んでいる市町村に相談してください。

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